【この記事で解決できるお悩み】
・無印良品のぬか床はまずい?実際に購入した人の口コミが知りたい!
・無印良品のぬか床が酸っぱい!しょっぱい!美味しくする方法は?



この記事では、こんなお悩みを解決します!
無印良品の超人気商品「発酵ぬかどこ」。
店舗によっては品薄になるほど人気があり、おいしい・楽しいというポジティブな口コミが多い一方、「無印のぬか床はまずい」というネガティブな口コミも存在します。
ぬか床は自分の工夫次第で自分の好みの味に変化させることができるので、「まずい」と感じたらアレンジしてみるのもひとつの手。
そこで今回は、「無印のぬか床はまずい」と言われる理由を徹底解剖!そして、まずいと感じるケース別に美味しくする方法を整理してみました。
この記事を書いた人:
腸活研究家 長谷川ろみ
発酵食品にハマり、ダイエットなしで12㎏減。痩せたことをきっかけに腸を愛でる生活に目覚める。重度の便秘から解放され、腸活研究家として活動開始。今では発酵ライフ推進協会通信校校長を務め、昔の自分と同じ悩みを持つ方に向けて腸や菌のおもしろさを発信中。詳しくはこちら
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無印良品のぬか床はまずい?みんなの口コミ


無印良品のぬか床「発酵ぬかどこ」のリアルな口コミを見てみると、以下の6つの意見が多いことがわかりました。
一つずつ見ていきましょう。
初心者向け・かんたん・楽しい
1つ目の口コミは、初心者でもかんたんに、楽しくぬか漬け生活が始められるというもの。
通常、ぬか床は毎日かき混ぜたり、様子を見て捨て野菜を入れるなどの「お手入れ」が必要でした。
しかし、無印良品のぬか床は、毎日のお手入れが不要で、とってもかんたん。
さらに袋にジップがついていて、容器も要らないのに1000円以下で購入できます。



「発酵ぬかどこ」だけ購入すれば、今日からすぐにぬか漬け生活が始められます。無印のぬか床は、はじめてぬか床を触るお試し体験をしたい人におすすめだよ。
美味しい・クセになる
2つ目の口コミは、美味しい・クセになるというもの。
無印良品の「発酵ぬかどこ」は、野菜を漬けたら、基本的には放置でOK。かんたんで手間いらずなのに、美味しいと評判です。



らくちんじゃないと続かないですもんね…その点、無印良品の発酵ぬかどこは最強よ!…ここまではよい口コミでしたが、ここからは悪い口コミもご紹介します。
1回目がまずい
3つ目の口コミは、1回目がまずいというもの。
無印良品の「発酵ぬかどこ」は、回数を重ねていくと美味しくなるけど、最初はまずいと感じている人が一定数いるようです。



ぬか床は無印良品のものに関わらず、最初はしょっぱい&酸っぱいものが多いです。自分の好みに育てるのがぬか漬けの醍醐味でもあります。
しょっぱい(塩味が濃すぎる)
4つ目の口コミは、しょっぱい(塩味が濃すぎる)というもの。
購入したばかりのぬか床は、まだ乳酸菌も少なく、雑菌を防ぐ乳酸のバリアがしっかり張られていません。
腐らせないためにも、塩味を多くする必要があるので、市販のぬか床は最初は塩味が強い商品も多いんです。



無印良品のぬか床も、やっぱり最初はちょっと塩味が強いです。



ぬか床にいろんな野菜を入れているうちに、野菜の水分で自然に味がちょうどよくなっていきますよ。少しお待ちください。笑
酸っぱい(酸味が強い)
5つ目の口コミは、酸っぱい(酸味が強い)というもの。



特に無印良品のぬか床は、他社製品と比べて、最初は酸っぱいという意見が多いように思います…普通のぬか床には使われていない乳酸菌が入っているので、もしかしたら乳酸を出しやすい子なのかも。
ぬか床が酸っぱい(酸味が強い)のは、栄養面で見ると悪いことではありません。
ぬか床が酸っぱいということは、乳酸がたくさん含まれているということ。
乳酸がたくさん含まれたぬか漬けは、腸内環境を酸性に近づけ、善玉菌が暮らしやすい環境にしてくれます。
水っぽい&薄い
6つ目の口コミは、水っぽい&薄いというもの。
無印のぬか床に関わらず、ぬか床は使えば使うほど水っぽくなっていきます。
この理由は、漬ける野菜などから水が出るからです。



ぬか床の固さの目安は、おみそ程度がちょうどいいと言われています。硬すぎもやわらかすぎもあまりよくありません。水が多すぎると腐る原因にもなるから、水分調整は大事!


無印良品のぬか床を美味しくする方法


どんなに美味しいぬか漬けでも、最初は塩味や酸味が強いとがった味のぬか床から始まります。
それは、無印良品のぬか床でも一緒です。
いろんな野菜を漬けることで、徐々に乳酸菌や酪酸菌が増えていき、味に丸みが出てきます。
塩味や酸味のバランスが良いところで落ち着かせるためには、どんなお手入れが必要なのか、ケース別にみていきましょう。
一つずつ見ていきましょう。
しょっぱい時に美味しくする方法
無印のぬか床がしょっぱい(塩味が強い)と感じた時に、美味しくする方法は3つあります。
➀捨て漬けをする
➁漬ける時間を短くする
➂漬けた野菜などから水分がでて、塩味が弱くなるのを待つ
捨て漬けとは、傷みかけた野菜の葉や芯などの野菜くずを入れること。
捨て漬け
=野菜くずを入れて、乳酸や水分を増やし、ぬか床をならすこと
野菜くずには、つけ床に住んでいる乳酸菌のエサがたくさん含まれています。
捨て漬けをすると、乳酸菌のエサが増え、乳酸や水分の量が多くなるので、ぬか床がまろやかになり、塩味が弱まります。
また、最初のうちは漬ける時間を通常より少なくして様子を見ましょう。
いろんな種類の野菜を入れて調整しているうちに、どんどん塩分濃度が低くなり、おいしいぬか漬けが作りやすくなります。


酸っぱい時に美味しくする方法
無印のぬか床が酸っぱい(酸味が強い)と感じた時に、美味しくする方法は以下のとおりです。
➀ぬか床をよくかき混ぜて空気を入れる
➁冷蔵庫に入れて休ませる
➂生ぬかを追加して分散させる
➃料理用の重曹(小さじ1)を入れる
➄卵の殻(薄皮を取り除いたもの1個分)を入れる
ぬか床が酸っぱくなっている理由は、乳酸菌が増えすぎているからです。



乳酸菌は、「乳酸」をたくさん作ってくれる菌で、「乳酸」は私たちが口にすると酸っぱいんです。
よって、乳酸菌の活動を少し弱めたり、分散させたりする必要があります。
乳酸菌の活動を弱めるためには、空気を入れたり、温度を低くするのが有効ですが、一度増えてしまった乳酸菌はなかなか止められないので、生ぬかを追加して分散させるほうが早く味が落ち着きます。
また、アルカリ性のもののうちぬか漬けに良く入れるのは重曹や煮沸消毒をした卵の殻です。
お金がかからず手に入る卵の殻は、よくぬか床の調整に使われますが、一方で「サルモネラ菌」などの食中毒の原因菌がついていることがあるので、注意が必要です。



効果が出るまでに数日かかるし、もう生ぬかを足してやり直しちゃったほうが早いかも…という気はします。笑
水っぽい時に美味しくする方法
無印のぬか床が水っぽいと感じた時に、美味しくする方法は以下のとおりです。
➀キッチンペーパーなどで定期的に水気を吸い取る
➁うま味の素になる昆布、鰹節、干し椎茸などを入れる
➂漬ける時間を増やす
水っぽくなりすぎたぬか床は、味がしみこみにくく、全体的にうま味も出にくくなるので、定期的にキッチンペーパーなどで水気を吸い取るのがおすすめです。
また、うま味の素になる昆布、鰹節、干し椎茸などを入れるのもぬか床の風味を良くしてくれるのでおすすめです。
無印のぬか床の口コミには、「最初は塩味と酸味が強すぎてまずかった」「2週間~3週間で味がまろやかになってきた」という声が多くあります。
最初の1回目のぬか漬けがまずいからと、あきらめてしまうのはまだ早いです。
だんだん美味しくなることを目指して、ぬか床を自分好みにしていくのがおすすめです。
無印良品のぬか床に漬けるおすすめの食材


多少しょっぱかったり、酸っぱかったりしても、おいしく漬かる定番の食材から始めれば、作っているうちにぬか床が育っていきます。
特に失敗しにくくて、まだ未熟なぬか床でも美味しくできる食材は、以下のとおり。
一つずつ見ていきましょう
半熟ゆでたまご
無印のぬか床に漬けるのにおすすめの食材の1つ目は、半熟ゆでたまごです。
野菜はもちろんおいしいのですが、タンパク質を摂りたい方は、ゆでたまごを漬けるとおいしいおかず兼おつまみになりますよ。



ぬか床の塩味でキュッとひきしまったゆでたまごが美味!たまごは野菜に比べて水分が少ないので、漬かりすぎてしょっぱくなることが少ないんです。使い勝手がいい食材です。
アボカド
無印のぬか床に漬けるのにおすすめの食材の2つ目は、アボカドです。
歯ごたえが明らかに生のアボカドとは違い、とろ~りとろける食感が味わえます。



チーズなどの濃厚系の発酵食品が好きな人なら、きっと好き!笑 漬けすぎるととろけてなくなっちゃうので注意してね。
ズッキーニ
無印のぬか床に漬けるのにおすすめの食材の3つ目は、ズッキーニです。
初心者の方がいちばん扱いやすい野菜と言えば、ズッキーニ。
とろけてしまうこともなければ、きゅうりほど水分が多いわけでもなく、扱いやすさNO1です。



必ず美味しくできると言っても過言ではないズッキーニ。わたしはきゅうりより好きです。笑
オクラ
無印のぬか床に漬けるのにおすすめの食材の4つ目は、オクラです。
水溶性食物繊維がたっぷりで便秘解消の味方になってくれるオクラ。
ちょっと蒸してから漬けてもいいし、生のままでもおいしくできます。



生のパリっとしたオクラをかじった時のネバネバが何ともいえず好きなんです。その食感を残したいなら、ぜひ生がおすすめ!
無印良品のぬか床の特徴
ここからは、無印良品の商品「発酵ぬかどこ」について特徴を整理します。
概要


品名:発酵ぬかどこ
容量:1㎏
値段:890円(税込)
原材料:米ぬか・食塩・昆布・唐辛子・ビール酵母
商品説明:
毎日のかき混ぜがいらないぬかどこです。あらかじめ発酵させているので、そのまま野菜を漬けられます。チャック付袋なので、容器は用意せずにすぐにはじめられます。



無印のぬか床は「かき混ぜ不要」かつ「容器不要」!この特徴が、発酵初心者の心をくすぐります。楽なのがいちばん!
かき混ぜ不要の理由
無印のぬか床がかき混ぜなくてもよい理由は、通常の米ぬかにはいない、特別な抗菌性の高い乳酸菌を使用しているからです。
普通のぬか床はかき混ぜて、ぬかの中に空気を入れる必要があります。
乳酸菌は空気に触れると活動が活性化するからです。
乳酸菌の活動が活発なぬか床は、乳酸のバリアによって雑菌が繁殖しにくい環境が作られます。
そのため、室温に長時間放置しても風味が悪くなったり、カビが生えたりすることが少なくなります。



普通のぬか床は混ぜ忘れると、腐りやすくなったり、変な臭いがしたりするんですよね…。


無印のぬか床の賞味期限
無印のぬか床「発酵ぬかどこ」の賞味期限は、未開封の状態で製造から210日です。



7ヶ月かぁ…!結構長持ちしますね。でも安心して適当に扱わないでね。開封後はお早めにご使用くださいとも書いてあります。
無印のぬか床の使い方
無印良品のぬか床「発酵ぬかどこ」の使い方は、とてもかんたんです。
➀好きな野菜を小さく切る
➁「発酵ぬかどこ」に➀の野菜を入れて冷蔵庫に放置するだけ



混ぜなくていいって便利だなぁ…。とはいえ、1週間に1回程度は混ぜたほうが、おいしさを保てるようです。
無印良品のぬか床の購入場所
無印良品のぬか床は、無印良品の各店舗で販売されています。
しかし、かなりの人気で品薄状態らしく、店舗で店員さんに聞くと「売り切れました…」と言われてしまうことも。



わたしも言われたことある!!笑 見つけたらぜひゲットして!



でも、実は無印良品のぬか床と同じものが、他のお店やAmazonでも購入できるんです。
大人気で品薄?!売切でも手に入れる裏ワザを紹介
実は、無印良品のぬか床「発酵ぬかどこ」は、昭和34年設立の老舗企業「みたけ食品工業株式会社」とのコラボ商品で、「みたけ食品工業株式会社」のオンラインショップで同じ商品を買うことができます。



もちろんパッケージは無印良品のものとは違いますよ。無印良品で売り切れの場合は、みたけさんのを買おう!


まとめ:無印のぬか床はまずい?!美味しくする方法3選
無印良品のぬか床「発酵ぬかどこ」は、「かき混ぜ不要」かつ「容器不要」という特徴が、発酵初心者でも手に取りやすく、とても人気の商品です。
でも、「かんたん」「楽しい」「おいしい」などの口コミに混ざって、「まずい」という口コミも一定数見られます。
そんな時はちゃんと無印のぬか床を育てて、美味しくしていきましょう。
美味しくする方法は、以下のとおり。
そもそもぬか床は、最初はどうしても塩味が強くなりがちです。
ぬか床を使えば使うほど、漬けた野菜の水分などで塩味も弱くなりまろやかになっていくので、特に気にする必要はありませんが、待ちきれない方はこんな美味しくする方法はいかがでしょうか?
【無印のぬか床がしょっぱい(塩味が強い)時】
➀捨て漬けをする
➁漬ける時間を短くする
➂漬けた野菜などから水分がでて、塩味が弱くなるのをひたすら待つ
【無印のぬか床が酸っぱい(酸味が強い)時】
➀ぬか床をよくかき混ぜて空気を入れる
➁冷蔵庫に入れて休ませる
➂生ぬかを追加して分散させる
➃料理用の重曹(小さじ1)を入れる
➄卵の殻(薄皮を取り除いたもの1個分)を入れる
【無印のぬか床が水っぽい&薄い&クセがある時】
➀キッチンペーパーなどで定期的に水気を吸い取る
➁うま味の素になる昆布、鰹節、干し椎茸などを入れる
➂漬ける時間を増やす
ぬか床の醍醐味は、なんといっても少しずつ自分の好みの味に仕上げていけることです。
参考にしてみてね。
参考:発酵資格比較早わかりマップ





「発酵資格比較早わかりマップ」の見方・説明などの詳細は、この記事を見てね!


参考:おすすめ発酵系民間資格8選 比較一覧表

