ナタデココって何でできてる?栄養は?ダイエットや腸活に活用できるのか?




ナタデココ、ティラミス、マカロン、生キャラメルなどなど…。

平成の一大ブームを築いたスイーツの一つとして名高いナタデココですが、実はナタデココはフィリピン発祥の発酵食品のひとつなんです。

日本も発酵大国ですが、フィリピンもかなりの発酵大国で、日本でいう味噌のようなもの、醤油のようなものもよく食べられているんですって。

ナタデココは、日本でいう葛餅こちらも発酵食品)みたいなものかな?

1990年代に大流行したナタデココですが、いまだにファンは多いみたい!

でも、実際のところ、あのぷにぷにはいったい何でできているんでしょうか?栄養素はどんなものが多いのかな?

今回は、元号も変わって令和になったので、平成の人気スイーツ「ナタデココ」に注目してみました。

ナタデココとは?

ナタデココは、フィリピンで生まれた発酵食品です。

その原料は、なんとココナッツ!ココナッツってさすがフィリピン。南国っぽいですね。

ナタデココのふるさとはフィリピンです。

約100年ほど前にはすでに作られていたといわれています。フィリピンにはハロハロと呼ばれる日本の蜜豆のようなデザートがありますが、ナタデココはそのハロハロによく使われ、ちょうど蜜豆に寒天を加えるような感覚で食べられています。

参考:https://www.dole.co.jp/5aday/column/search/b_html/b097.html

ハロハロって、数年前にミニストップでデザート化してましたよね。なつかしい!

名前の由来

ナタデココを食べると、少しココナッツの香りを感じる方も多いと思います。ナタデココのココは、ココナッツのココなんですって。

ナタ→液状に浮く上皮
デ→英語のof
ココ→ココナッツ

微生物が作る発酵食品

ココナッツの実の中には、ココナッツウォーターと言われる液体が入っています。海外セレブの間では、この栄養満点のココナッツウォーターが人気になっていましたね。

このココナッツウォーターに、水と砂糖と酢酸菌の一種といわれるナタ菌(アセトバクター・キシリナム)を加え発酵させます。

すると、表面から少しずつ固まっていくので、一定の厚さになったところで取り除き、形をそろえて切ったものが、ナタデココなんです。

ココナッツのかたい皮の中には、とろりとした果肉部分と液状のココナッツ水があります。それに水や砂糖を加えたあと、酢酸菌の一種であるアセトバクター・キシリナムという菌を加えて発酵させるのです。すると、表面に徐々に膜ができてきます。その膜が15mmほどの厚さになったときに取り出したものがナタデココです。

参考:Dole Japanのウェブサイトより
https://www.dole.co.jp/5aday/column/search/b_html/b097.html

ナタデココを最初に日本で発売した企業は、フジッコさんです。フジッコ社がナタ菌をフィリピンから持ち帰り、いろいろと試行錯誤を重ねた結果、1993年ごろにナタデココを発売しました。

そのあとは、みなさんご存知・・・大ヒットとなったわけです。

ナタ菌は酢酸菌の一種

ナタ菌は、発酵の過程で酢酸を出す菌です。酢酸菌は、お酢を作るときに必要な菌ですね。

酢酸菌(さくさんきん)とは、エタノールを酸化発酵して酢酸を生産するグラム陰性の好気性細菌の総称である。

その名の通り酢酸を産生し、耐酸性を有する。pH 5.0 以下でも問題なく増殖するが、好適な範囲は5.4から6.3である。

酢酸菌の代表例として食酢を醸造する際に用いられる アセトバクター属 Acetobacter aceti や グルコノバクター属 Gluconacetobacter が存在する。

参考:ウィキペディア

ナタデココと栄養

ナタデココは、よくダイエット中のおやつにいいと言われます。なぜなら、おやつの中では、かなり低カロリーの部類に入るからです。

そのほとんどは水分で、ちょっと炭水化物と食物繊維が入っているだけという・・・なんかこんにゃくに似てますね。

せっかくなので栄養素を確認してみると・・・。たしかにほぼ水分!!

以下は、可食部100gのナタデココの栄養素です。

エネルギー:73kcal
水分:79.7 g
たんぱく質 :0g
脂質:0g
炭水化物:20.2g
ナトリウム:2mg
カリウム:0 mg
カルシウム:1mg
マグネシウム:1mg
水溶性:0g
不溶性:0.5g
総量:0.5g

参考:
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07170_7

食物繊維がたくさん入っているといわれることもありますが、たくさんといわれるほどは入っていないかな?ナタデココはとにかくあまり栄養素もなく、ほとんどが水であるということができそうです。

もともとはミネラル、ビタミンいっぱいのココナッツウォーターが原料なのですが、やっぱり発酵の過程でいろいろ少なくなってしまうのかな・・・。おもしろいですね。

ほぼ0kcalってほんと?

ナタデココのカロリーは、ほぼ「0kcal」だと言われます。

ゼロというのは大げさですが、かなり低カロリーなのは確かなようです。

菌のえさにするために多少の糖分は必要なので、若干含まれますが、そんなに多くなく、ケーキやシュークリームなどの洋菓子と比べたら、かなりヘルシーだといってよいでしょう。

糖質は少ないの?

ナタデココは、糖質もそんなに多くありません。

ただ問題なのは、ナタデココをメインにしたデザートには、だいたい甘いシロップがついてきてしまうこと。

もともとのナタデココ自体にはそんなに糖質がなくても、周りのシロップなどにはたくさん含まれているので、可能ならばシロップは残してあのナタデココの歯ごたえを楽しむ方法をお勧めします。

ナタデココの期待効果

ナタデココは、そんなに栄養たっぷりというわけではありませんが、コリコリとした歯ごたえが満腹感を得させてくれるだけでなく、低カロリーなところがおすすめできるポイントです。

ケーキなどを食べてしまいそうになった時は、ナタデココを使ったゼリーなどを食べてお腹を満たすことで、かなりのカロリーが抑えられます。

そして、食物繊維も入っているので、お腹の調子を整えてくれる可能性もあります。酢酸菌の菌体も食物繊維と同じように腸内細菌のえさになるので、腸内環境を整えてくれる可能性はありそうです。

まとめ

ひと昔前にブームになったナタデココですが、その減量はココナッツの実に入っているココナッツウォーターでした。

ココナッツウォーターを酢酸菌の一種である、ナタ菌で発酵させると、あのコリコリした不思議な食感が味わえるナタデココに大変身します。

ヘルシーなデザートであることは間違いないので、あくまでシロップは飲まずに活用してみてくださいね。

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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