スメタナとサワークリームの違いは?日本でもできるかんたんな作り方

困った人
ロシアの伝統的な発酵クリーム「スメタナ」とサワークリームの違いは?「スメタナ」は日本にいても作れる?

今回は、こんな疑問にお答えします。

ロシアでは、パンケーキに塗ったり、サラダにかけたり、シチューに入れたり、お肉料理のソースにしたり、なんにでも入れるといっても過言ではない、「スメタナ」。

日本では、ロシア風サワークリームと称されることが多い「スメタナ」ですが、日本で売っているサワークリームとは似て非なるものなのだそう。

今日は、おいしくて栄養満点の発酵食品「スメタナ」について、まとめてみました。

長谷川ろみ
この記事を書いた人:腸活研究家 長谷川ろみ詳しくはこちら

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目次

ロシアの発酵クリーム「スメタナ」とは?

スメタナは、ロシアを含めた東欧でよく食べられる、発酵させた乳製品(クリーム)です。

発酵しているので酸っぱく、ヨーグルトのような味わいがありながら、ふわふわな食感がサワークリームのようで、日本では「コレ」というものが存在しません。

スメタナはロシアの代表的な発酵調味料

スメタナといえば、ロシア料理が好きな方ならボルシチに入っている白いクリームを思い浮かべることでしょう。

↓良く見る光景!ロシア料理のボルシチに添えられる「スメタナ」

でも、それだけではありません。

お菓子にかけたり、練りこんだり、サラダやお肉にかけることもあり、ロシアではどんな料理にも添えられるほど、たくさんの料理に使われています。

長谷川ろみ
スメタナは日本で言うところの味噌や醤油と同じ、超国民的発酵調味料なんです。日本人が味噌汁大好きなのと同じように、ロシア人もボルシチ+スメタナが大好きなのかもしれませんね。

スメタナとサワークリームの違い

日本ではそんなに有名とは言えないスメタナは、よく「サワークリーム」と同じものであると誤解されがちです。

スメタナとサワークリームはとても似ていますが、日本のサワークリームとロシアのスメタナを比べると、味や食感がぜんぜん違います。

違い➀ 乳脂肪分

日本で食べることができるサワークリームは、乳脂肪分が高く、その多くは40%程度だと言われています。脂肪が多いので、見た目も固さが目立つものが多くなります。

しかし、ロシアの発酵調味料であるスメタナは、少し違います。

もちろん作り方にもよりますし、いろんな硬さのものがあるのですが、定番なのはもう少しクリームっぽくふわふわしていて柔らかいスメタナ。

乳脂肪分も少ないモノから多いモノまで多様ですが、20~30%のものが多いと言います。

違い➁ 食べ方

サワークリームは、少し固さがあるのでクラッカーやパンなどの硬いモノにのせて食べることも多いようです。

日本でいうマヨネーズのように少し味をマイルドにしたい時などにも使います。

一方、スメタナはボルシチなどの液体に入れると、分離して少し液体に混ざる感じもあり、とても柔らかい印象です。乳脂肪分の違いは大きいですね。

スメタナとカスピ海ヨーグルトの類似点

スメタナはロシアの伝統的な発酵調味料です。

日本で味噌や醤油を作るときに「麹菌」や「乳酸菌」が使われますが、スメタナを作る際に使われる乳酸菌は、「クレモリス菌」が一般的です。

類似点➀ 発酵菌が同じ

「クレモリス菌」は日本の発酵食品の中ではそんなに多くは出てきません。

カスピ海ヨーグルトって聞いたことありますか?

整腸作用が高く、腸のぜん動運動を促す効果があるだけでなく、とてもまろやかでコクがあると、一時流行したヨーグルトですが、このカスピ海ヨーグルトはクレモリス菌で発酵させています。

クレモリス菌は、もともとヨーロッパ東部のコーカサス地方から日本に持ち帰った菌です。

日本の京都大学の教授が、世界的に長寿が多いと言われている「カスピ海」と「黒海」に挟まれた長寿地域「コーカサス地方」の長寿の秘密を研究していたところ、クレモリス菌になんらかの関係があるのではないかという仮説を立てました。

もともとヨーロッパとゆかりが深い菌なんですね。

カスピ海ヨーグルトを食べたことがある方はわかると思いますが、カスピ海ヨーグルトは他のヨーグルトに比べて、酸味がつよくなく、ねばりがあると言われるほど口当たりもまったりしているので、おいしいと人気になりました。

あのクレモリス菌で発酵させているわけですから、本場ロシアのスメタナは、乳脂肪分が高くなくてもまったりとしてすっぱくなく、とても食べやすいことがわかります。

スメタナはロシアを救った国民的栄養食

スメタナはロシアの伝統の発酵食品です。

クレモリス菌が発酵の過程でたんぱく質を分解し、ビタミンやミネラル、酸などのたくさんの栄養素を作り出します。

このことから、スメタナはとても栄養価の高い食品として知られていました。

ロシアは寒い国で国土の大きさに比べると、食料が不足しがちだったと言います。その中で低価格で手に入って保存もしやすかったスメタナは、ロシア人にとっては救世主だったわけです。

本当に日本の味噌と似ているように思えてきました。どこの国でも、自分の国で良くとれるものを発酵させて、栄養価や保存性を高めようとするのは一緒のようです。

確かに、ただのボルシチよりも、高くこんもりと白いスメタナが乗っているボルシチのほうがおいしそうだし、お腹もいっぱいになりますよね。

スメタナの栄養

スメタナは、ヨーグルトなどと同じように乳を発酵させてできたものでした。

原材料である乳にもともと含まれるたんぱく質、カルシウムやビタミンはもちろんのこと、発酵の過程で作られるアミノ酸などの酸や、新たなビタミンミネラルも豊富なので、ヨーグルトと同じように腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。

腸内環境が整えば、免疫力のアップや花粉症の予防などにも役立ってくれそうですね。スメタナはどんな料理にでも入れることができるので、重宝しそうです。

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スメタナの作り方

ロシアで食べることができるスメタナとは、乳や菌の違いから少し味が違いますが、日本でもスメタナもどきは作ることができます。

超かんたんなスメタナもどきの作り方はこちらです。

材料

ヨーグルト 100g
生クリーム 100g

※ヨーグルトは無糖を使用します。
※生クリームはホイップクリームでも代用できます。

作り方

材料をまぜるだけ!

ただしこの作り方だとかなりできあがり品の水分量が多くなるので、硬めのスメタナもどきを作りたい場合は、ヨーグルトの水切りが必要になります。

自分が作りたい料理に合わせて、アレンジを加えてみてください。

まとめ ~スメタナとサワークリームの違い~

今回はロシアの発酵調味料のひとつ、スメタナについてまとめてみました。

スメタナは、ロシアの伝統的な食品の1つで、日本の和食でいうとお味噌のような大事な存在です。ロシアの人たちがスメタナを愛しているのも、なんとなく想像できますね。

作り方もとてもシンプルで、スメタナがあれだけ濃厚なのは、使われているクレモリス菌のおかげがあることを知りました。

味はちょっと違いますが、日本でもスメタナもどきは簡単に作れるので、サラダやお菓子、肉料理などにかけて、栄養価をアップさせてみてはいかがでしょうか?

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